粉飾決算で1.9億円の不正融資受けたか 突然閉校した美容専門学校の親会社 元社長ら3人逮捕

決算書を粉飾し、銀行から不正に融資を受けたとして、携帯販売会社の元社長らが逮捕されました。 この会社は、去年突然閉校した美容専門学校の親会社でした。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中村区にあった携帯電話販売会社「アミックテレコム」の元社長、青木隆幸容疑者(68)ら男3人です。 警察によりますと、3人は2022年12月から2023年1月までの間、会社の債務超過が続いていたにもかかわらず、営業利益が出ていたとする虚偽の決算報告書を銀行に提出し、融資金1億9000万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は、3人の認否を明らかにしていません。 「アミックテレコム」は2023年8月、約28億円の負債を抱えて倒産しました。 この影響を受けて、出資していた小牧市の「愛知中央美容専門学校」も去年5月に突然、閉校しています。

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