「STARTO ENTERTAINMENT」は31日、公式HPを更新し、嵐の大野智(44)への名誉毀損(きそん)記事・投稿について、同社の対応によって一定の成果があったことを報告した。 大野については昨年11月、SNS上に違法薬物を巡る虚偽情報が拡散。同社が同30日、「大麻取締法違反による逮捕などという虚偽の内容の記事・投稿の事実を強く否定するとともに、これらの悪質な記事やSNSの投稿に対し、名誉毀損(きそん)行為として法的措置をとる」と発表していた。 約2か月後のこの日、「本日までにインターネット上の権利侵害投稿7件に対し、サービスプロバイダーから情報が開示され、権利侵害投稿が行われた際の通信会社が特定されました」と記し、28日付で契約者情報の開示を請求したと報告。さらに記事を掲載したサイトへも法的措置を進め、「サイトが閉鎖するなどの成果が確認できております」と明かした。 これを受け、嵐メンバー5人で設立した「株式会社嵐」の四宮隆史社長もX(旧ツイッター)を更新。「大野さんは個人活動についてSTARTO社と専属契約を結んでいるので、請求の主体はSTARTO社になります。株式会社嵐の所属アーティストではないので、株式会社嵐が主体的に動くことはできません」と説明し、芸能活動休止中の大野の立場について詳しく解説した。 その上で「大野さんの友人の一弁護士として、STARTO社や顧問弁護士の先生と情報交換しながら進めてきました」と協力したことも明かしつつ、「これ以上にコメントできることはありません」と説明した。 Xではファンが「嵐さんを、大野くんを、スタエンのタレントさんを守ってくれてありがとう」「他の芸能事務所も見習った方がいい」と歓迎。一方、「嵐の所属じゃないってどーゆー事?」「大野くんまだここに所属してる人だったんだ…」などのコメントもみられた。