「ルフィ」と名乗る男らが指示したとされる広域強盗事件のうち、東京都狛江市の住宅で2023年1月、住人の女性=当時(90)=が暴行を受け死亡した事件の実行役として、強盗致死罪などに問われた野村広之被告(54)の裁判員裁判が7日、東京地裁立川支部で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。 野村被告は初公判で「参加したことの認識はある」と述べていた。 広域強盗事件を巡っては、渡辺優樹被告(40)やルフィを名乗ったとされる今村磨人被告(40)らグループ幹部が狛江市の事件を含む複数の事件で指示役として逮捕、起訴された。狛江市の事件では野村被告を含む実行役4人が起訴された。