自慢の鼻で大麻を発見 探知犬「ゾロ号」お手柄 輸入容疑者を検挙

名古屋税関の麻薬探知犬でラブラドールレトリバーの「ゾロ号」(雄、5歳)が、メキシコから届いた国際スピード郵便の中に大麻の混合物があるのを嗅ぎ当て、輸入者検挙につなげるお手柄を立てた。 愛知県警や同税関によると、問題の国際スピード郵便は昨年10月にメキシコから届いた。中には乳児用の衣類やおもちゃなどが入っており、緩衝材に包まれた食品容器内に大麻の混合物約93グラムが隠されていたという。税関検査で、ゾロ号は見事大麻の混合物を嗅ぎ当てた。 ゾロ号の活躍により、住所不定、無職の加藤智也容疑者(23)が大麻取締法違反(営利目的密輸)と関税法違反容疑で逮捕、起訴された。【田中理知、塚本紘平】

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