滋賀県は18日、酒気帯び運転をしたとして、南部環境事務所の男性主査(45)を懲戒免職処分にしたと発表した。 県によると、男性主査は昨年12月7日、道交法違反(酒気帯び運転)で滋賀県警東近江署に現行犯逮捕され、今年2月3日に起訴された。県に提出した顛末(てんまつ)書によると、2021年2月6日にも酒気帯び運転で摘発されていたという。 また、総合企画部統計課の別の男性主査(61)も職務専念義務違反や暴言行為で減給10分の1(5カ月)の懲戒処分にした。 この男性主査は同僚と口論した昨年4月に「仕事はボイコット」と宣言し、約8カ月にわたって勤務時間中に新聞の囲碁欄の切り抜きを見たり、英語の小説を読んだりした。さらに上司の顔をにらみつけながら「課長の味方ばかりする腰巾着」と発言するなど21年〜24年にかけて職場で4件の暴言行為を行ったという。 滋賀県人事課の石野浩司課長は「県民の信頼を損ね、深くおわびする。再発防止に取り組む」とコメントを出した。