「負けた側が負けた側を裁く」と批判された、「敗戦の原因」を調査した「国家プロジェクト」の正体

敗戦後、幣原喜重郎内閣が立ち上げた国家プロジェクト=戦争調査会。 日本人自らの手で開戦、敗戦の原因を明らかにしようとしたものの、GHQによって1年弱で廃止された、知られざるプロジェクトは、いったいどのようにして始まったのか。 本記事では〈敗戦直後、日本人自ら戦争を検証した、知られざるプロジェクトとは?〉に引き続き、戦争調査会の委員の人選や、評判について詳しく見ていきます。 ※本記事は井上寿一『 戦争調査会 』(講談社現代新書)から抜粋・編集したものです。

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