大分県佐伯市に住む63歳の女性から年金の還付金名目で87万円をだまし取ったとして、22歳の男が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、群馬県伊勢崎市出身で職業不詳の22歳の男です。 男は何者かと共謀し2023年7月、介護年金課職員などを名乗り、佐伯市内に住む女性(63)に携帯電話をかけました。そして、「年金の払い戻し金がある。今日中に手続きをすれば受け取ることができる」と伝え、市内のスーパーと金融機関のATMを操作させ、計87万円をだまし取った疑いが持たれています。 男は今年1月、別の詐欺事件で山口県警に逮捕されていて、手口などから捜査線上に浮上したということです。 認否については明らかにしていません。 被害にあった女性には、複数の人物から電話があったことがわかっていて、警察は共犯者のほか、闇バイトの関与も含め捜査を進めています。