不法滞在のネパール人を働かせた疑い 茨城県の廃品買取会社の社長ら男2人を逮捕 宮城県警「捜査に支障」認否明かさず

茨城県内の廃品買取会社で日本に不法滞在していたネパール人を働かせたとして、宮城県警は10日、この会社の社長の男ら2人を逮捕しました。 不法就労助長の疑いで逮捕された茨城県の廃品買取会社の36歳の従業員の身柄は、10日夜に宮城県警栗原警察署に移送されました。 警察によりますと男は、男が勤める会社の社長で中国籍の36歳の男と共謀し、2024年10月10日から2025年2月4日までの間、不法に日本に滞在していたネパール人の男1人を自分たちの会社の従業員として働かせた疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障が出るとして2人の認否を明らかにしていません。 ネパール人の男は2025年2月、不法残留と不法就労あっせんの容疑で宮城県警に逮捕され、その後、起訴されています。 県警は9日、男らの会社を家宅捜索しスマートフォンや書類など70点を押収していて、詳しい事件の経緯を調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加