営利目的で大麻を所持したとして広島県警は7日、ベトナム国籍で広島市安芸区の会社役員の男(41)=電子計算機使用詐欺の罪で起訴=を麻薬取締法違反(大麻の営利目的所持)の疑いで再逮捕した。県警はベトナム人の匿名・流動型犯罪グループ(匿流)による営利目的の大麻栽培事件として捜査しており、これまでに26~40歳の男女8人を逮捕している。県警によると、東広島市黒瀬町と広島市安芸区瀬野町の民家を拠点に栽培していたという。 会社役員の男の逮捕容疑は、何者かと共謀し2月19日ごろ、男が借りている福山市芦田町の民家で営利目的で大麻を所持した疑い。県警によると「大麻があることは知らなかった」と容疑を否認しているという。