「ピンクの錠剤」は覚醒剤…14歳の少女と薬物との“境界線” 大麻・コカイン無料配布も “トー横”薬物まん延の実態

国内有数の繁華街、新宿・歌舞伎町。中でも“トー横”は、行き場のない若者たちが集まることで知られているが、同時に、未成年者を危険にさらすトラブルも後を絶たない。 風邪薬などを大量に摂取する「オーバードーズ」のほか、トー横の若者らを支援する団体「日本駆け込み寺」の元事務局長の男がコカインの所持容疑で逮捕された事件では、一緒に逮捕された女が「オーバードーズするくらいなら、コカインや大麻を使った方が良いと(元事務局長に)勧められた」と供述したことも報じられ、その“身近さ”に衝撃が走った。 なぜトー横に集まる若者は、危険な薬物に手を染めてしまうのか。歌舞伎町で検挙・補導した事例を捜査関係者に取材し、“少女たちと薬物の境界線”について考える。

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