「カーンでは力不足」 『アベンジャーズ』新作の悪役変更、カーン俳優の逮捕前から検討されていた

昨年7月、映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾のタイトルが『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』から『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に変更され、アベンジャーズの前に立ちはだかる悪役も征服者カーン(ジョナサン・メジャース)からドクター・ドゥーム(ロバート・ダウニー・Jr)に変わったと発表された。これには、メジャースが当時の交際相手へのDVで逮捕・有罪判決を受けたことが影響しているとみられていたが、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギによると、それ以前から検討されていた案だったのだという。The Hollywood Reporter などが報じた。 メジャース演じるカーンは、2021年のドラマ「ロキ」シーズン1でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に初登場。2023年の映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』、ドラマ「ロキ」シーズン2に出演し、『アベンジャーズ』第5弾ではサノスに続く、アベンジャーズの強敵となる予定だった。しかし、2023年12月にメジャースに有罪判決が出たことを受け、ディズニーは即日メジャースとの契約解除を決定した。

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