懲戒処分を受けた警察官・職員が過去12年で最多の154人 処分理由最多はセクハラや盗撮、不同意わいせつなど「異性関係」

2025年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、過去12年の同期比で最多となったことがわかりました。逮捕者は前年同期と同じ27人でした。 警察庁によりますと、今年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、2014年以降の同期比で最多となりました。 このうち7割以上にあたる115人は、プライベートの行為で処分を受けていて、業務上での行為で処分を受けたのは39人でした。 処分の理由で最も多かったのはセクハラや盗撮、不同意わいせつなどの「異性関係」で46人、その次に多かったのは窃盗や詐欺、横領で36人、交通事故・違反は25人でいずれも前の年の同じ時期から増えました。 懲戒処分者数が最も多かったのは、兵庫県警で20人、その次に多かったのは神奈川県警で17人でした。 また、逮捕されたのは27人でした。 警察庁は「法規、粛清に努めてまいりたい」とコメントしています。

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