ニセ警察官、検察官、金融庁職員から次々に電話「あなたのお金を調査する」…60代男性1800万円だましとられる 静岡・藤枝市

静岡県藤枝市に住む60代の男性が、警察官や検察官を名乗る男らに現金1800万円をだまし取られる詐欺事件がありました。 警察によりますと、6月中旬、福岡県警の警察官を名乗る男から「詐欺の犯人を捕まえたところ、あなたのキャッシュカードがありました。あなたが口座を売ったんじゃないですか」と藤枝市に住む60代の男性の自宅に電話がありました。その後LINEを通じ、検察官を名乗る男や金融庁の職員を名乗る男から「あなたの持っているお金を調査する必要がある。お金をまとめなければ逮捕します」と次々と連絡があり、男性は8月15日までの間に4回にわたって現金合わせておよそ1800万円を男らが指定した口座に振り込んだということです。 男性は大金を振り込んだことを不安に思い、9日に金融機関へ相談に行ったところ「騙されているかもしれないから警察へ行ったほうがいい」と促され、その日のうちに警察へ行ったところ事件が発覚したということです。 警察は「警察官や検察官がお金の振り込みを指示することは絶対にありません」「警察官を名乗るものから連絡があった場合は、警察官の所属や名前を確認したうえ、いったん電話を切り、警察相談電話」と呼びかけています。

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