76歳女性 ニセ電話詐欺で約4600万円被害

北九州市八幡東区に住む76歳の女性が、警察官などを名乗る男から現金約4600万円を騙し取られる、ニセ電話詐欺事件が発生しました。 警察によりますと、11月、北九州市八幡東区に住む76歳の女性の自宅の固定電話に郵便局員を名乗る男から「あなた名義で送られたレターパックに現金が入っていて、犯罪になる」と電話がありました。 さらに、女性は警察官や検察官を名乗る男に電話で「お金を悪用されている」「お金を調べる必要がある」などと言われました。 女性は男らから指示された通り、ネット銀行の口座を2回開設し、それらの口座から指定された口座に8回に渡って総額約4600万円を振り込んだということです。 振り込んだ後も女性は男らから、さらなる口座の開設を指示されたため不審に思い、八幡東署に相談をして事件が発覚しました。 警察は「逮捕状」や「資金調査」などの言葉が出たら、電話をすぐに切るよう呼びかけています。

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