インターネットのショッピングサイトに不正にアクセスして商品を盗んだなどの疑いで、警察は30日までに中国籍の47歳の女ら4人を逮捕しました。被害者からの相談を受けて捜査員が張り込み、都内の犯行拠点を割り出し、逮捕にこぎつけました。 不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、中国籍で、東京都の自称パート職員・シーイェン容疑者(47)と、千葉市の派遣社員・常名克則容疑者(61)ら男女4人です。 県警・サイバー犯罪対策課などの調べによりますと、シーイェン容疑者らは、5月12日ごろ、河北町に住む40代の女性のアカウントを使ってインターネットのショッピングサイトに不正にアクセスし、卓球ラケットなど3点およそ3万5000円相当を購入して盗んだなどの疑いです。 5月12日と13日に、河北町の40代女性と山形市の40代男性からそれぞれ、警察に「身に覚えのない商品がインターネットサイトから購入された」との相談が寄せられました。商品の発送先が東京都内のロッカーとなっていたため県警はすぐに、都内に捜査員を派遣。張り込みを行いロッカーに来た人物を追跡しました。 容疑者の1人は世田谷区から新宿区へ、もう1人の男は足立区から新宿区へと移動。新宿のビルの1室が拠点となっていることをつきとめ、容疑者の逮捕へとつながりました。犯行グループは、このほかにも、同様の手口でゲームソフトなども盗んだ疑いです。 捜査関係者によりますと盗まれたゲームソフトや卓球ラケットなどはその後、中国で転売されたとみられています。 警察は、シーイェン容疑者がグループの指示役だったとみて、犯行組織の実態や余罪などを追及する方針です。