深夜の廃品回収所に忍び込み、物色…韓国警察、犯人の心理を推理し摘発

【04月15日 KOREA WAVE】韓国の警察が深夜、山道を利用して廃品回収所に忍び込んだ窃盗の容疑者を現行犯逮捕した。7日、韓国警察庁が公式YouTubeチャンネルに「営業終了後の場所に何しに? 窓を越えて入ってきた人はすぐに……」というタイトルの映像をアップし、詳細を明かした。 映像には、午前0時近く、急な山道を下る1人の男性の姿が映っている。到着した先は仁川(インチョン)市内の廃品回収所。男は無断で侵入し、物色を始めた。 しばらくの間、事務所の中を歩き回り、盗むものがないか探す男。その時、事務所の外で人の気配がし、男は驚いて現場の隅に隠れた。 現れたのは仁川西部警察署のキム・ギョンソプ巡査ら警察官。廃品回収所の正門は高さが2メートル以上あるため、侵入するなら裏からだと判断し、容疑者と同じように山道で廃品回収所にたどり着いたのだ。 間もなくゴムの山の陰に隠れていた男を発見し、身柄を確保した。キム巡査は「完全犯罪など存在しない。被害があれば、いつでも警察に通報してほしい。最後まで追跡して必ず逮捕する」と述べた。 この映像を見たネットユーザーたちは「警察の皆さん、お疲れさまです」「どうかけがのないように」などのコメントを寄せた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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