貧しき船乗りの青年が22個の爆弾で9人を殺害…「血の金曜日事件」はなぜ起きたのか

1998年に終結した北アイルランド紛争は、多数派のプロテスタントと少数派のカトリックとの間の宗教・政治的対立とされる。和平合意から20年後の2018年にアイルランドの西ベルファストを訪れたシカゴ大学教授のクリストファー・ブラッドマン氏は、そこでイスラエルとパレスチナ国家の旗を見かけたという――。 (前後編の前編) *** ※この記事は、『戦争と交渉の経済学 人はなぜ戦うのか』(クリストファー・ブラットマン著、神月謙一訳、草思社)の内容をもとに、一部を抜粋/編集してお伝えしています。

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