【速報】不正に親族のマイナンバーを収集 所沢市職員の男を再逮捕 虚偽有印公文書作成・同行使、公務員職権乱用の疑い 税金の還付や保育料の減額で215万円の利益を不正に得たか

親族を自身の扶養に入れて税金の還付や減額などを受けるため、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)にアクセスして親族のマイナンバーを調べて収集したなどとして、東京都八王子市別所1丁目、所沢市職員の男(31)=マイナンバー法違反罪で起訴=が逮捕された事件で、県警は31日、男を虚偽有印公文書作成・同行使、公務員職権乱用の疑いで再逮捕した。 男は所沢市役所市民税課に在籍していた2023年2月20日、自身の立場を利用して、パソコン端末で親族の80代男性の戸籍謄本を請求するデータを入力。印刷した上で所沢市長の公印を押し有印公文書1通を作成して、他の市役所宛てに郵送して提供を受けた疑いが持たれている。 同市などによると、男はマイナンバーを悪用して市・県民税の還付や保育料の減額で計215万円の利益を不正に得ていたとみられる。 県警は、男が親族のマイナンバーを照会するために正確な名前や生年月日などの個人情報を調べていたとみており、詐欺容疑なども視野に捜査を継続する。 =埼玉新聞WEB版=

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