第2回【親族の男女に“行為”を強要、服を脱がせて“水攻め”に…尼崎事件の主犯・角田美代子がいくつもの家族を破滅に追い込んだ戦慄の手口】の続き 兵庫県尼崎市で大量殺戮事件が発覚したのは2012年10月だった。他人の家庭に介入し、次々命を奪った角田(すみだ)美代子(享年64)。その“暴力担当”で、義理のいとこにあたる李正則(41)の120枚に及ぶ供述調書には、戦慄の人心掌握術が綴られていた。 今回の第3回では、美代子が「参考書」としたのではないかと目される書籍や、「角田ファミリー」の中で実は冷遇されていたという自身の扱いについて語っている。 (全3回の第3回:「週刊新潮」2015年11月19日号「殺戮の女帝『角田美代子』暴力担当の供述調書120枚!」をもとに再構成しました。文中の年齢、役職等は掲載当時のままです) ***