巨人の山口寿一オーナー(69)が16日、都内で12球団オーナー会議に出席後、報道陣の取材に応じた。来季監督人事について「全く決めていない」と言及。「優勝争いの真っただ中であって、目の前の一試合一試合、一投一打に全力で集中してほしい」と語った。 チームは貯金11で、首位・阪神と0・5差の2位。3日に5差に開いたが再接近した。「ケガなどで離脱する選手が相次いでいる状況だが、その中で頑張っている。全力でペナントを取りにいってほしい。何とか首位に立ちたい」と、2年ぶりVを熱望。橋上監督代行については「よくやってくれている」と評価し、「残り12試合ですからね。監督代行に託して、頑張ってほしい」と期待を込めた。 長女への暴行容疑で5月25日に現行犯逮捕され、交流戦初戦の翌26日に辞任し、後に不起訴になった阿部前監督のインタビュー記事が先日、ネットメディアに掲載された。「見ました。本人の無念の気持ちがにじみ出ていた」と述べた。 今後の球団との関わりについては「個人的にはオーナーと監督という関係でやってきた間柄だから。いろいろ気持ちはありますけど」とした上で、「阿部監督が辞任すると言ってきて、それを受け入れたわけだけど、私の立場としてはグラウンド、試合に雑音を持ち込みたくない。そういう理由。今も変わらない」と強調。「ペナントレース最終盤で優勝がかかってという状況で、一切の雑音はチームに届けたくない」との考えを示した。(片岡 優帆)